自律神経失調症と食事について
みなさんは、栄養バランスを考えた食事をしていますか。
実は、「食生活の乱れ=自律神経の乱れ」に通じるといわれています。
そして私たちは自律神経失調症を予防するためにも、栄養バランスの摂れた食生活を心掛ける必要があります。
では私たちはどのような食事に注意を払えば、自律神経失調症を予防することができるのでしょうか。
まずもっとも基本的なこととして、「3食、時間をかけて食べる」ことです(しっかり咀嚼する)。
そして、自律神経のバランスを整える「微量元素」食物を摂取することです。
(※微量元素…私たちの身体には、ごく少量ですがミネラル成分を含んでいます。例えばマグネシウム/マンガン/セレン/ヨード等々…これらの成分を「微量元素」といいます。)
実は上記に明記した体内ミネラル成分を活性化することによって、自律神経のバランスを安定させることができるのです。
~微量元素~
○マグネシウムは、自律神経の興奮を抑制するカルシウムの働きを助ける作用があります。
マグネシウムに含まれる食材…アーモンド/ナッツ/納豆/ひじき/きなこ等々…
○マンガンは、自律神経を抑制する作用があります(イライラ感を取り除く)。
マンガンが含まれる食材…玄米/大豆/茶葉等々…。
○ヨードは自律神経の緊張を緩和するだけでなく、思考力を高める効果があります。
ヨードが含まれる食材…海藻。
○セレンは自律神経の緊張を緩和するだけでなく、生活習慣病の予防に効果があります。
セレンが含まれる食材は、ワカサギ/ホタテ/イワシといった魚介類や、牛肉や内蔵類…。
その他のミネラル成分として、ビタミBやビタミンCがあります。
ビタミンBは、自律神経失調症の予防には欠かすことができないミネラル成分です。
ビタミンBが含まれる食材は鶏肉/レバー/いわし等々に含まれていて、疲労回復・脳血管障害予防・不眠症・肩こり…そして美肌効果に作用があります。
ビタミンCも、自律神経失調症の予防には欠かすことができません。
ビタミンCが含まれる食材はピーマン/ブロッコリー/ほうれん草といった野菜群に豊富に含まれていて、抵抗力アップ・疲労回復・美肌効果に作用がります。
このように微量元素を含んだミネラル成分を摂取すれば、肉類・魚介類・穀類・野菜類とまんべんなく摂取することができ、自律神経失調症の予防にもなるのです。
是非、みなさんもきちんとした食生活をして、自律神経失調症にならないようにしてください。