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神経症を患った芸能人

「人に聞かれると負い目を感じる」「絶対に隠し通したい」…確かに昔の神経症に対するイメージは、閉鎖的だったと思います。
しかし2000年以降の大リストラ/2008年リーマン・ショックによる大不況/2011年3月に発生した東北大震災等々、より多くの人々が精神的ストレスを抱え込み、様々な神経症を病んでいる実態があります。
神経症は、誰でもなり得る可能性のある疾病なのです。
そして…芸能人や有名人も神経症で悩み苦しみ…「私は神経症でした」とカミングアウトする人も増えています。
ここでは、神経症に立ち向かい克服した芸能人や有名人を取り上げてみたいと思います。

○高木美保さん(女優)…
高木さんは、多忙な仕事・過度のストレスから自律神経症を患いました。そして、女優業を一時休業…自分自身の環境を変えるために、自宅を栃木県の那須に移し農業を始めました。今では自律神経症を克服し、農業をしながらタレント活動を行っています。

○円広志さん(歌手)…
原因不明の不安感・焦燥感・恐怖感といった症状が悪化しながらも、スタッフに支えられ仕事をこなしていました。そして、そういった症状をごまかすためにお酒に溺れることも…。今では神経症を克服し、関西圏を中心に歌手+タレント業を行っています。

○長嶋一成さん(元プロ野球選手・タレント)…
長嶋さんは、スーパースター選手であった父の存在に苦悩させられました(=パニック症候群)。自分自身に対する実力以上の期待/期待に応じることができなかった絶望感等々、毎晩、空から落ちる夢に苦悩し、バッターボックス立つことさえ恐怖を覚えたといっています。現在はパニック症候群を克服し、貴重なキャラクターを活かしてタレント業を行っています。

○中川剛さん(兄弟漫才師)…
中川さんも先輩芸人のプレッシャーに居たたまれなくなり、パニック症候群を発症した1人です。舞台に立つことができなくなるばかりか、エレベーターにさえ乗れなくなるほどの重症でした。しかし、弟:礼二さんの献身的なサポートもあり、パニック症候群を克服し、今では私たちに笑いを提供しています。
(大阪-京都間に京阪電車があるのですが、礼二さんと2人、1駅ごとに電車を降り、落ち着いたら次の駅へと…そういう日々を毎日、繰り返していたそうです。)

○Kinki Kidsの堂本剛さん(デュオ)…
デビュー当時、過呼吸などを起こし…後にパニック症候群を発症したそうです。事実、何度もコンサート中に発作が起こり、ファンの前で「死にたいと思っていた」ことを告白しています。現在はパニック症候群も克服し、素晴らしい歌で私たちを楽しませてくれています。
他にも萩原流行さん/アン・ルイスさん/田中美里さんなど、多くの芸能人や有名人が神経症だったことを告白しています。