自律神経失調症~思考の発想・転換~
自律神経失調症を発症する人の傾向として、「完璧主義者(神経質」「物事をあまりにも真面目に考え過ぎる」等々といったことが挙げられます。
例えばこのように考える人たちです…「病気になってしまった自分が許せない。何故なら、家族や友達に迷惑を掛けてしまうから。はやく、病気を完治させなければ。」…
しかし、私たちは回りの人々のサポートがあるからこそ、何気ない生活を過ごすことができるのです。
自律神経失調症で悩んでいるみなさん…是非、「思考の発想・転換」をしてみてはいかがでしょう。
今現在、自分自身の病気(状態)を認識してあげてください。今は長い人生の中で、ほんの通過点に過ぎません。決して、恥かしいことでもありません。今の自分自身を肯定することが、「思考の発想・転換」に繋がっていくのです。
では「思考の発想・転換」とは、どのようなことを指しているのでしょう。
○ありのままの自分を認める…
ありのままの自分を認めること…それは自分自身を愛することです(=もちろん家族・友人知人も含まれます)。自分自身を愛する表情を、鏡で見てください。絶対に、今までと違った明るい表情になっているはずです。そして、気付けば肩の力も抜けてリラックス…自分自身を愛する姿こそ、ストレスのない本来の形なのです。自分を認める力は、医学的・科学的に理解し難いことかもしれません。しかし、そう思うこと=治癒力へ繋がっているわけです。
○他人を愛し、許す…
自分自身を愛することと同様に、家族(他人)を愛し許してあげてください。特に許すという気持ちを持つことで、自分自身の心がグッと楽になります。そう思えた瞬間、血流が促進…今まで身体中に発症していた不調が、一気に取り払われるはずです。そして、今までストレスに弱かった自分自身が、少々のストレスでは落ち込まなくなっていることに気付かされます。精神分野は身体分野と違い、説明がしにくい分野です。しかし、ちょっとした思考の発想・転換によって、ドラマティックに変貌を遂げつつある自分自身に気付かされます。
○クヨクヨ考える前に、行動しよう…
自律神経失調症を発症している人の特徴として、何もしていないのに「こうなってしまったら、どうしよう」…つまり、行動する前から心配・不安視してしまいます。失敗を恐れるあまり、クヨクヨ考え込んでしまうのです。まずは思い切って、行動するべきです。そうすると気付くはずです…今まで心配・不安や恐れを抱いていたことが、何でもなかったと(取り越し苦労)…
「思考の発想・転換」は、他にもいろいろあると思います。そして、それらを1つ1つクリアしてください。そうし続ければ自分自身でも気付かないうちに、自律神経失調症の症状が改善されています。