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自律神経失調症と漢方療法

西洋医学は、身体を検査することによって病気を診断→そして、その病気を治療します。
(※しかし身体に異変が診られなければ、病気としてみなしません。)

しかし、東洋医学は違います。

病気が見当たらなくても、病気の原因となる「体質・環境・生活習慣」を元に精神状態を診断し、それを治療の対象としてみなすからです。

そこできになるのが、自律神経失調症と漢方療法の関連性です。

特に最近では、自律神経失調症に対して漢方療法を取り入れている医師が増えています。

漢方療法の場合、特定の症状を取り除くのではなく、全身の状態に出ている症状に対して適合する漢方薬を調合することで、自然治癒力を引き出し、すべての症状を総合的に回復させることを主眼に置いています。
(※それ故漢方療法は、効果がすぐに出るわけではありません。気長に全身症状の回復を目指さなければなりません。)

そして着実に心療内科の治療に取り入れられている漢方療法ですが、注意しなければならないこともあります。

それは、副作用です。

漢方医療にも「強い薬・弱い薬」があり、その適合を間違えてしまうと、強い副作用を発症する可能性もあります。

漢方医療をする場合、必ず専門医・薬剤師に相談→支持を聞いて服用しなければなりません。