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自律神経失調症の治療法~入院~

自律神経失調症(心の悩み)は他の病気と違い、「この治療(場所)をすれば完治する」という症状ではありません。

そして心の悩みが軽度であれば、短期間の休養/内科的治療/カウンセリング等々で改善されます。

では自律神経失調症が重症の場合(心の悩みが深い)、どのような治療法があるのでしょうか。

 

そこで、考えて頂きたい治療法があります。

それは、「入院」という選択肢です。

 

確かに「自律神経失調症で心療内科へ入院」と聞くと、あまり気が進まないと感じる人が多いのではないでしょうか。

しかし自律神経失調症による入院には、様々なメリットがあるのです。

 

まず何といっても、ストレスから開放されます。

自律神経失調症の発症は、ほとんどの場合、日常生活のストレスが原因だといわれています。

入院することによって、日常生活に存在するストレスから開放される…そして、自分自身のためだけに時間を使う…イライラを取り除き、身体と心をリラックスさせることができる…こうした治療に対して、24時間対応してくれます(精神的安定を得ることができます)。

また入院することによって、ホルモン剤や抗不安剤などの薬物治療/カウンセリングも併用して行ってもらえます。

 

では自律神経失調症で入院した場合、その入院期間はどれくらい掛かるのでしょう。

 

上記でも明記しましたが、症状が軽度(=早い段階)であれば、数日~数週間程度の入院期間で退院することができます。

しかし自律神経失調症の症状が重症であれば、入院期間は数週間~数ヵ月に及びます。

何故なら、自律神経失調症の症状を改善するだけではダメだからです。

 

自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを正常な状態に戻すだけでなく、その治療過程をチェックしなければならないからです。

(※その治療過程で、改善しかけていた自律神経のバランスが悪くなることが往々にしてあるのです。)

 

ちなみに自律神経失調症が重症の場合、別の理由で「入院」を薦める場合もあります。

それは自律神経失調症による心の悩みが酷くなると、そううつ病といった更なる神経症を併発する可能性があるからです。

そうした場合、治療期間はさらにのびてしまいます。

 

一昔前であれば心療内科というくくりがなく、すべての神経症が「精神病」でした。

しかし、今は違います。

自律神経失調症は、「心の病」であり精神病ではないのです。

是非、自律神経失調症の治療法の1つに「入院」という項目を追加してください。